紅葉の御在所岳と秘境探検! 10.18
久しぶりに御在所岳に登りたい衝動に駆られて、紅葉と渓谷沿い歩きを目的に出かけて参りました。御在所岳の中登山道から山頂を目指し、秘境とも言える「大瀞」まで縦走登山するのが今回の行程。
朝6時に自宅を出発。天気にも恵まれ、だんだん御在所に近づき期待感が膨らみます。
紅葉のシーズンもあって、登山客で駐車場も車が溢れ返ってます、、、
朝8時、登山開始!予定の行程から考えると決して早くない出発です、、 登山届も念のため提出致しました 笑 御在所には登山道が幾つかありますが、中でも中登山道は大好きなルートで、僕が登山にハマるキッカケにもなった登り応えのある登山道です。
なんといっても景色が目を楽しませてくれるのが、この中道の魅力。不思議な場所に巨大な岩や奇岩が突如現れたりします。まるで誰かの手によって作られたオブジェのような形に驚かされますよ。登り始めから数十分、こちらは「おばれ岩」。巨大な岩が二枚重ねで、おぶさってます。
やはり今日は、登山客で賑わっております。左手に見えるのが御在所岳。午前9時、ロープウェイも動き出しました。
こちらが中登山道の名物「地蔵岩」です。お地蔵さんのような形ですね。頭の部分となる岩が落ちないのか心配です、、 いつ見ても不思議です。宇宙人の仕業?笑
地蔵岩でくつろぐ友人、、 危ないので、よい子はマネしないように 笑
7合目くらいでしょうか、だんだん御在所岳山頂が迫ってきました。
お隣の「鎌ヶ岳」。うーん、かっこいい♪ 御在所の山頂から鎌ヶ岳へ縦走するのも楽しいですよ。しかし、今回の目的地は渓谷「大瀞」オオトロ。 寿司ネタちゃいまっせ~ 笑
そしてここが、中道で一番の難所とも言える「キレット」です。急にカクンと切り立った岩場が現れます。皆さん鎖を掴みながら、慎重に足を運びクリアしてました。キレットを上から眺めると、こんな感じです。ワンちゃんが居るのわかりますか? ガンバレー 笑 キレット正面。真上からの画像よりも、多少伝わりますよね、、笑
キレットを超えると、山頂もそろそろです。紅葉はちょっとマダラですね、、 でも綺麗でしょ? 笑なんだかんだ景色を楽しんでいるうちに、十時過ぎ頃、山頂に到着です。紅葉シーズンで観光客も多いですね。
山頂から紅葉と鎌ヶ岳のコラボレーション
こちらは入道ヶ岳。 とにかく撮りまくる僕、、 今日は写真撮影にも気合が入る! 笑
山頂で軽く休憩をして、今回の目的地、大瀞へ向けて出発。ここからが本番です。この先は、ほとんど人と出会うことはありませんでした、、 上水晶谷を下り、愛知川との合流地点まで来たら、川沿いをひたすら下って行きます。道は険しいですが、ところどころ綺麗な景観に癒されました。
この上水晶谷、名前の通り水晶のように水が綺麗なんです。間もなく愛知川と合流、上流域は川の流れが優しいせせらぎのようです。
この後、下流に進むにつれ段々と水量も増して行き、流れも力強くなっていきます。御在所岳の山頂から歩くこと役3時間、午後二時頃いよいよ待望の大瀞がお目見えです!
どうですか?まるで映画のワンシーンのようですよね♪ 今回、訪れたのは3回目ですが、初めてここに辿り着いた時は、唖然としてしばらく離れられなかったのを鮮明に覚えています。僕にとってはパワースポットであり、鈴鹿山脈の中で最も好きな場所かもしれません。しかし、ここまで来るにはそれなりに大変なのです。まさに秘境なんです。 笑 ちなみに上の鉄橋は渡れません、、 この大瀞で思う存分パワーを充電して、帰路に向かいます。しかし、ここからまだ約3時間歩かねばなりません。 御在所岳に戻り、ロープウェイの最終時間に間に合えばラッキーなのですが、、 帰路の途中、幻想的な写真が撮れました♪
帰りも景色を楽しみながら、、、 こちらは「石門」と命名された岩。
ロッククライミングで有名な「藤内壁」。双眼鏡で眺めるとロッククライマーが岩登りしてるところをお目にかかることもあります。
くたくたになった脚を前へ前へと押し出し、なんとか御在所岳に17時に戻れました!ロープウェイで下山できる安心感に、友人とガッチリ握手を交わし、ほっと一息。約9時間の登山を終え、アクアイグニスの温泉につかり、疲れを癒しました。いい気分!これだから登山はやめられませんなぁ、、笑